【経験者7名に聞く】今のキャリアを捨ててワーホリへ行く価値はあるのか?帰国後どんな仕事に就いたのか聞いてみた!

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「ワーホリに行きたいけど、帰国後のキャリアが心配で踏み出せない。」
「ワーホリから帰国後、また正社員になれるのか不安。」
「今のキャリアを捨ててまで行く価値があるのか不安。」
「ワーホリに行って後悔したらどうしよう。」

上記を不安に思う方は多いのではないでしょうか??

筆者もワーキングホリデー(ワーホリ)に行く前はとても不安でした。筆者の周りにワーホリ帰国者で、その後どんな仕事についたかなど分かる友人がいなかったのです。

そこで、実際の声が聞けたら嬉しいなと思ったんですよね。

この記事では、ワーホリ時に筆者もえっとが出会った友人らにインタビューをし、帰国後どんな仕事をしているかやワーホリに行ったことを後悔していないかなど聞いてみました!

ワーホリに行こうか悩んでいる方や、帰国後の仕事に不安を感じている方にためになる情報が盛りだくさんです。

ぜひ参考にしてみてください。

ワーホリ後のキャリアに後悔はない人が多い

今回7名に帰国後インタビューを行いました。インタビューの結果、全員が「ワーホリに行ったことを後悔していない」と回答しました。

  • ワーホリで得た英語力を活かした仕事に就けた
  • ワーホリでの経験が活きる仕事に就けた
  • ワーホリで好きになったものを仕事にしている
  • 自己肯定感が上がり、他人と比べることがなくなった

上記のようにワーホリに行ったことを前向きに捉えていることが分かります。

ワーホリでは多国籍の方々と関わることで、語学力が向上します。また、様々な考え方に触れることで日本にいては知れなかった物事の捉え方を学ぶことができるのです。

以前なら仕事でストレスに感じていたことも、捉え方次第で深く考えなくなったなど、心の成長もできます。

ワーホリ後のキャリアについて10選

ワーホリ帰国者がその後どんな仕事に就いたのか、キャリアについて以下でご紹介します。

  1. 海外旅行保険の医療アシスタント
  2. 英語の先生
  3. 留学手続きサポート
  4. ヨガのインストラクター
  5. 動画編集や撮影スタッフ
  6. カフェ店員
  7. ライター
  8. 起業する
  9. 元の仕事に戻る
  10. 別の国へワーホリへ行く

1.海外旅行保険の医療アシスタント

海外旅行の際に起こりうる健康のトラブルについてのアシスタント業務についた方がいます。業務内容としては以下が挙げられます。

病気や怪我をした方へ

  • 病院手配や支払い代行
  • 医療情報入手

自力で帰国困難な方へ

  • 医師の派遣や航空機手配
  • 顧問医の見解確認
  • プライベートジェット機の手配

現地で亡くなった方へ

  • 現地火葬手配
  • 遺体搬送手配

海外で怪我や病気をすると国内にいる時よりもずっと不安になるものです。
ワーホリ経験者だからこそ、海外にいる患者さんの心情に寄り添い親身な対応ができます。また、英語対応が必要な場合もあるため、ワーホリで培った英語力が活きますね。

2.英語の先生

ワーホリの経験を活かし、中学英語の先生になった方がいます。

この方は、ワーホリ前に教員免許は持っていたが、教師をしていませんでした。実際に海外に出て、実用的な英語を身に付けてから英語教師になりたいと夢見ていました。ワーホリ帰国後、夢が叶い中学英語の教師として働いています。

授業の際には「豆知識コーナー」を設け、生徒たちに、教科書に出てくる単語や表現が、海外ではこんな風に使われているよ!と紹介をしているそうです。生徒たちは、いつも目を輝かせて聞いているそうですよ。

また、ワーホリ時の経験や、海外の文化、食など写真をつかって生徒たちに伝えているとのこと。特に食については、食べてみたい!行ってみたくなった!など、生徒たちの反響も大きいそうです。

ワーホリ経験を生徒たちに伝えられるなんて素晴らしいですね!

また、海外でJ-shine: Japan Shogakko  Instructors of English(小学校学校英語指導者認定資格)を取得するために、ワーホリに来ていた方がいました。

J-shineとは、小学校英語の指導者を認定する民間資格です。
資格を取得すると小学校の現場で英語指導ができると認められ、J-shineホームページのデータベースに公開されます。

小学校の募集事項によりJ-shine資格を持っている方を募集するところがありますが、そうでないところでも、J-shineを持っている方が有利になる可能性があります。

自分のレベルを表すことができる資格として、持っていて損はないでしょう。

海外でJ-shineを目指す場合、日本でより短い期間で取得できるのがメリット。
日本では半年から1年程度かかるのが一般的ですが、海外ならば6週間程度で取得可能なことが多いです。

短期で資格を取得でき、ワーホリを楽しみながら海外経験を積めるなんて素晴らしいワーホリ制度の使い方ですね。

3.留学手続きサポート

留学手続きサポートスタッフとして働いている方がいます。

留学に関してのカウンセリングを行い、渡航先の情報や現地の学校情報を提供します。個人の目的にあった留学プランの紹介をしたり、様々な手続きの代行をしたりするのも仕事だそうです。

留学についてのサポート業務は、ワーホリ経験者だからこそわかる情報をお客様に提供できることが多いのではないでしょうか。
海外で楽しかったことや、苦労したことなどの思い出もお客様へ参考になりますね。

自分が行ったことのある国であれば、より詳しい現地の様子を伝えることができるのは、実際に現地で生活したことのあるワーホリ経験者の特権です。

4.ヨガのインストラクター

海外でヨガの資格コースを受講しインストラクターになった方がいます。

ワーホリ時に資格を取得し、帰国後フリーランスでヨガインストラクターとして活動しています。

また、日本に帰国してからどこにいても自分の力で稼ぎたい!と思い、ヨガのインストラクターを選び正社員になった方もいます。未経験からヨガの資格を取り、今後はフリーランスで活躍することを目標に現在頑張っている最中とのことです。

ワーホリを経験してから、場所や時間にとらわれない働き方をしたい!という方や健康に気を遣うようになったという方もいます。

ヨガのインストラクターは働きながら健康になれ、自分次第で場所を選ばず働ける素晴らしい職ではないでしょうか。

5.動画編集や撮影スタッフ

YouTubeの動画編集や撮影スタッフとして働く。

個人でチャンネルを作成し上手く収益化する方もいれば、某有名YouTuberの動画編集などのお仕事をする方もいます。

個人のチャンネルで収益を得ることは難しいですが、有名な方の動画編集や撮影スタッフであれば月給で収入を得ることができます。

また、身に付けた動画の編集技術で、個人チャンネルを作成することも可能です。
ワーホリ時に撮った景色や動画を、動画編集の際に盛り込むこともできるため、自分が見てきたものを視聴者様に届けられるのは達成感がありますね。

6.カフェ店員

海外のカフェに魅了されてカフェで働いている方がいます。

海外ではカフェ文化がとても進んでおり、チェーン店だけでなく、個人経営のカフェがとにかく多いんです。店舗ごとに異なる、内装や自慢のコーヒー豆を堪能するのはとても楽しいですよ!

海外でコーヒーの淹れ方やコーヒー豆についてを学び、日本に帰国後カフェで働きたいという方が多くいます。

  • カフェでアルバイトとして働く
  • 自分でカフェを開業する

など働き方は様々です。

元々日本のカフェで働いており、バリスタとして力をつけるために海外へ来る方もいます。ワーホリ制度を利用して本場のカフェで働きスキルを身につけられるなんて素晴らしいですね。

海外で接客をすることで英語力も向上するので、日本で外国の方を目の前にしても焦ることはありません。ワーホリの経験から自信を持って接客できることでしょう。

7.ライター

Webライターとして働いている方がいます。

場所にとらわれず働くことがるライターはとても魅力的です。フリーランスや企業に就職しライターとして活動する方法があります。

  • クライアントからの依頼を受け、サイトに記載する記事を書く
  • 自分のブログを立ち上げ、記事を書く(アフィリエイト)
  • 自分のブログを本にする

上記のように様々な場面で活躍することができます。

また、ライターは人生の失敗談や成功談すべてがネタになるになります。成功談でも失敗談でも、文字を通して誰かの役に立つことは素晴らしいですね。

8.起業する

再就職せず、ワーホリで得た行動力で会社を立ち上げる方もいます。

  • 海外と関わる合同会社をワーホリ仲間と立ち上げる
  • カフェをオープンさせる
  • バーをオープンする
  • 世界のコーヒー豆のサブスクリプション会社を立ち上げる

上記は筆者のワーホリ時に出会った友人らの例となりますが、ワーホリで培った行動力を発揮しているようです。

ワーホリでは、すべて自分の判断と行動力で物事を決めていく必要があります。

家を決める際には掲示板や友人紹介などを使用し、内見予約から確定までを一人で行います。

また、仕事を決める際には、街を歩いて募集広告がお店に貼っていないかを確認したり、ネットでスタッフ募集を探したりします。直接お店へ行きオーナーにレジュメ(履歴書)を渡しても、面接まで繋げることが難しい場合もあります。

ワーホリに来ている方々のほとんどは、レストランやお土産屋さん、ショッピングモールへ直接来店し、募集していなくてもレジュメを渡す。そんな「当たって砕けろ」精神がなければ仕事が手に入らないこともあるのです。

上記のことを経験したワーホリ経験者は、とにかく行動力が高まります。

帰国後もワーホリでの経験を忘れず、挑戦をし続けているとのことです。
自分で会社を運営するのはとても大変ですが、自分のやりたいことを形にできていて素晴らしいですね。

9.元の仕事に戻る

ワーホリを楽しんだ後、同じ職種に戻る方ももちろんいます。

特に専門技術や知識が必要な職業「看護師、美容師、保育士など」が多くいるような印象です。

手に職があればワーホリ後に前職の経験を活かし、再就職しやすいことも理由の一つだと思います。同じ職種だったとしてもワーホリに行く前とは違った心持ちで働くことができます。

海外で実際にはたらいてみて、日本との働き方の違いを感じることも多くあるはずです。その違いの良い部分を新たな職場や、元の職場で取り込むことで違う視点で働くことができそうですね。

10.別の国へワーホリへ行く

1ヶ国ワーホリに行くと、別の国も体験してみたいと2ヶ国目のワーホリへ行く方がいます。

筆者もそのうちの一人で、カナダのワーホリを経験後オーストラリアへ行きました。

カナダ、オーストラリアで出会った日本人の中にも2カ国目という方は多く、2カ国ワーホリは珍しいことではないです。中には3ヶ国以上の経験者もいました。

渡航する国により、アメリカ英語とイギリス英語で発音や単語が異なったりします。また、文化も異なるのでたくさんの刺激を得ることができるでしょう。

2カ国経験することにより英語力が向上し、行動力も増します。1カ国目で思うようなワーホリ体験ができなかったとしても、2カ国目で活かし、満足するワーホリにすることができます。

30歳までの有限なビザですので、自分のライフプランに合わせて使用するのが良いですね。(※アイスランドは申請時18〜26歳、フランスは申請時18歳〜26歳)

ワーホリ後のキャリアに傷がつかないか?

ワーホリ後のキャリアに傷がつくことはありません。

今回、ワーホリ経験者へインタビューした際に「面接時にワーホリをマイナスとして捉えられたことがあるか?」という質問をしてみました。

回答者全員が「ワーホリをマイナスとして捉えられたことはない」と答えました。
面接官は、

  • ワーホリで何を学んだのか
  • どんな強みを身に付けてきたのか
  • どんな風に困難を乗り越えたのか

などを聞いてきたケースが多かったです。

なので、面接時にワーホリで経験してきたことが、どう会社に活かせるのか説明できることが重要です。

ワーホリ中には、帰国後にどんな仕事に就きたいか、その仕事に就くためにはどんな経験が必要なのかを考えておく必要があります。

ワーホリ帰ってきてから、どれくらいの期間で再就職してるの?

ワーホリから帰国後すぐに就職活動をする場合、1ヶ月以内に再就職する方もいれば数ヶ月かかる方もいます。

就きたい仕事に関係したスキルや経験がある場合には、再就職がすぐに叶う場合も多いです。また、どれだけ面接時に自己アピールができるかが関わってきます。

ワーホリ前より満足な仕事につけるの?

ワーホリ前とは異なる仕事をしている方が今回のアンケートではほとんどです。

「お給料が高くなった」
「お給料は低くなったけど、もっと自由な働き方を手に入れた」
「自分のやりたい仕事ができている」

など個人により感想はまちまちですが、みなさん仕事に対してポジティブに考えていました。

  • 製造業から経営者
  • ドルフィントレーナーからヨガインストラクター
  • 養護教諭からカフェ店員
  • 旅行会社から留学手続きサポート
  • 販売員からWebライター

上記のようにキャリアチェンジしていますが、現在の仕事にやり甲斐を感じ満足しているという結果でした。

ワーホリをキャリアに変えるためにすべきこと5つ

ワーホリへ行く前に必ず考えなければならないことが「帰国後の自分」についてです。
ワーホリに行くだけであれば簡単ですが、帰国後のキャリアに繋げるのであれば以下を考えましょう。

  1. ワーホリの目的を明確にする
  2. 面接で伝えたい内容を考えておく
  3. ワーホリ後につきたい仕事に関連するバイトをしてみる
  4. 現地の人と交流をする
  5. 旅行をする

1.ワーホリの目的を明確にする

ワーホリに行く前に目的を明確にしておかないと、キャリアに後悔する可能性もあります。

  1. なぜワーホリをしたいのか?
  2. ワーホリで何をしたいのか?
  3. ワーホリ後どうなっていたいのか?

上記を考えることにより、ワーホリ中にしなくてはいけないことが明確になるはずです。

例えば、以下のように考えると現地でやるべきことが見えてくるはずです。

  1. なぜワーホリをしたいのか?
    →英語で接客したいから英語を身につけたい
  2. ワーホリで何をしたいのか?
    →現地のレストランなどで接客したい
  3. ワーホリ後どうなっていたいのか?
    →日本で英語の接客を問題なくできるようになっている

ワーホリ後どうなっていたいのかを明確にすることにより、現地では「日本人が少ないレストランで働いてみよう」と、何をすべきかわかりますね。

2.面接で伝えたい内容を考えておく

ワーホリ中にどんなことをして、帰国後の仕事に繋げるかを考え行動すれば、面接のときにも問題なく受け答えができるはずです。

また、面接でアピールしたい内容をワーホリ中に考え、それに関連しそうな経験を現地で積むことや資格を取得することも、とても効果的です。

3.ワーホリ後につきたい仕事に関連するバイトをしてみる

経験ほど強い武器はありません。ワーホリ後に就きたいと考えている仕事に関係する仕事やインターンを現地でしてみましょう。

  • 旅行会社で働きたいならツアーガイドになる
  • 留学支援をしたいなら現地オフィスで働く

など、就きたい仕事の経験をしておくことで、とても良い勉強になります。自己PRなどでも強みとして話せるため、とてもおすすめです。

4.現地の人と交流をする

ワーホリの魅力は現地の人と対面で話ができることです。

海外にせっかく出ているので、日本人だけで固まらず現地の人や他国の人と交流をしましょう。交流をすることで他国の文化を知り、考え方の違いを得ることができます。

カフェに行き、店員さんやお隣に座った方とお話したり、公共機関を使用しているときに話かけられたりなど、交流の機会は沢山あります。

また、日本人がいない職場に挑戦してみることもおすすめです。仕事上のコミュニケーションは日常会話とは異なります。明確に相手に意見を伝えることや、理解する力が必要になるため、先読みして行動する力が飛躍的に伸びることでしょう。

休日には一緒に遊びに行くような友人関係にもなれてしまいます。多国籍のメンバーが集まるパーティなんて、まるで海外ドラマのようで素敵ですよね。

5.旅行をする

ワーホリの醍醐味である旅行を楽しみましょう。現地や近隣国に旅行へいくのもおすすめです。

旅行先で使用する英語は、ワーホリで働く時に使用する英語とは違い、日常会話です。働いているときに使用しない単語や表現をたくさん聞くことができるんです。

また、自分たちで旅のスケジュールを組み、予約することも英語力だけでなくマネジメント力や行動力がつきます。

現地にいれば、日本からだと遠い国でも簡単に訪れられるのは素晴らしいですね。

筆者はカナダにいた時、アメリカ、メキシコ、ペルー、ボリビアへ一人旅に出たりもしました!どこも日本からだと時間がかかるので、訪れておいて本当に良かったなと思います。

訪れた先で友人ができることも多くあります。

ゲストハウスに泊まり、リビングやキッチンで出会った旅行者と友達になり、一緒に夕食を食べたり、話したりすることが大好きでした!

もちろん、日常会話はさらなる英語力の上達に繋がりました。

ワーホリ後に海外でキャリアを積む方法3選

ワーホリを経験後に海外でもっと働きたい!キャリアを積みたい!と考える方もいます。しかし、ワーホリビザは基本的には1年間のみ有効なビザです。ビザが切れてしまえば日本へ帰国しなければならないのです。

別の国へワーホリに行くことも可能ですが、他の方法もありますので以下で3つご紹介します。

  1. カレッジ卒業後にもらえるワークビザで仕事をする
  2. 海外就職する
  3. 海外協力隊になる

1.カレッジ卒業後にもらえるワークビザで仕事をする

国により制度は異なりますが、友人の例を紹介します。

カナダのワーホリを経験し、現地のカレッジに2年間通い卒業。その後、PGWPを3年取得しカナダで働いている方がいます。

PGWPとは、Post-Graduation Work Permitの略で通称ポスグラと呼ばれます。カナダ政府既定の8ヶ月以上のプログラムを終了するとPGWPの申請資格が与えられます。

  • 8ヶ月〜2年未満のプログラムを卒業するとプログラムと同じ期間のPGWPの取得が可能
  • 2年以上のプログラムを卒業の場合3年のPGWPの取得が可能
  • PGWPは一生に一度のみ取得可能

PGWPは雇用主が限定されていないオープンワークパーミットなので、どんな会社の元でも働くことができます。海外でキャリアを積みたい方にはとても良い制度ではないでしょうか。

友人の例となりますが、カナダのワーホリを経験後、現地のカレッジを卒業しPGWPを取得。現在カナダで働いていますが、PGWPの期限がもうすぐ切れるため永住権を取得する準備をしています。

友人のように、PGWPで経験を積み、その後永住してしまうという方法もあります。

2.海外就職する

海外就職することでキャリアを積む方法があります。

日本から現地企業の求人にエントリーし就職します。しかし、自分で海外の会社を見つけ求人に応募することが難しいと感じる方は、エージェントの利用などもおすすめです。

海外向け転職エージェントや海外求人専門サイトなどがあるため、それらを利用してみましょう。

また、日本企業に就職し、海外転勤する方法もあります。

海外に拠点を持つ企業へ就職し、現地の駐在員として働きます。しかし、会社の命令で他国へ行くので、自分の行きたい国を選ぶことができない可能性があります。

どうしても行きたい国がある場合、日本企業で経験を積んでから希望の国へ就職すると採用されやすくなるかもしれません。

3.海外協力隊になる

JICA海外協力隊として海外でキャリアを積む方法があります。

JICA海外協力隊とは、開発途上国からのニーズに基づいて「開発途上国の人々のために活かしたい」と望む以下の項目を満たす方の募集・選考を行います。

  • 見合った技術
  • 知識
  • 経験

合格者は、派遣前に約70日間の合宿訓練を行います。その後、開発途上国へ派遣されます。


JICA海外協力隊は、日本の政府資金で行われる、開発途上国などに対する援助・協力により実施されるJICAの事業です。

語学力が心配でも「英検3級」「TOEIC®330点以上」で応募可能です。多言語でも日常会話以上で応募可能なのもうれしいですね。

派遣期間は原則2年とされています。

〇対象者
日本国籍を持つ20から69歳まで。

〇活躍できる国
アジア、アフリカ、中南米、大洋州、東欧など、91ヵ国あります。

〇活動内容
190種類以上の職種から、自分に合った仕事を選べます。

〇費用について
現地での活動に必要な費用は受入国政府(あるいは配属先)やJICAが負担。

JICAについてもっと知りたい方は「JICA海外協力隊」を、参考にしてみてください。

海外でキャリアチェンジした人の実体験

筆者の友人Tomokaさんをご紹介します。

33歳でカナダへ留学し、カナダの永住権を取得。現在、保育士としてカナダで過ごしています。

Tomokaさんは学生ビザの間に語学学校へ通い、その後は幼児教育カレッジへ入学。当時は学校課題と保育ボランティア、バイトをし大変だったそうです。

カナダで永住権を取得するのは容易ではなく、とても努力されていたのを筆者はよく覚えています。

筆者が、「カナダに行ってよかったと思いますか?」と質問をすると、

良かったと思っています。あれこれ必要以上に求められない。人と比べられることもない。感謝してもらえる。仕事以外に自由な時間ができる。
日本ではなかなか難しかったことができるようになりました。

と答えていただきました。

Tomokaさんは現在カナダで保育士の仕事をしながら、カナダでのお仕事についてブログや本の出版、YouTube等で発信しています。

もっと知りたいという方は「@tomokaincanada」より、参考にしてみてください。

まとめ

ワーホリから帰国後に再就職している方や、起業し現在も挑戦し続ける仲間がいます。

また、ワーホリで価値観が変わった!言って本当に良かったなど、ワーホリに行ったことを人生の財産として考えている方が多数です。

「ワーホリをキャリアに変えるためにすべきこと5つ」を意識すれば、帰国後に困ることはないでしょう。

ワーホリで新たにやりたいこと、極めたいことも見つかるかもしれません。
ぜひ一歩踏み出して、視野を広めてみませんか?

帰国後にはかけがえの無い仲間と経験が手に入るはずです。
以上!もえっとでした。

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